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心身症にはどのような症状がみられるのか

2018/04/11

 

*当記事は「医者と学ぶ心のサプリ」から許可を受けて転載しています。

 

心身症にはどのような症状がみられるのか

 

心身症とは、「心(こころ)」が原因となって

「身(からだ)」に症状が現れる病気全般をさします。

 

精神的なストレスと身体は密接に関係していて、

内分泌系や自律神経系、免疫系などを通して身体に影響を及ぼします。

 

「ストレスで下痢になった」

「ストレスで胃潰瘍になった」といったことはもちろんのこと、

皆さんがイメージしているよりも幅広い病気が含まれます。

 

糖尿病では、ストレスで分泌されたコルチゾールで

血糖が上がりやすくなってしまい、

インスリンの効きも悪くなってしまいます。

 

糖尿病の発症要因にも、悪化因子にもなります。

このように、普通に内科の病気と思っているものも心身症であったりします。

 

ストレスが身体化してしまうこともあります。

身体には問題は特にないのに、

頭痛や動悸、胃の不快感、しびれなどが続いてしまったりします。

 

このように心身症は、多岐にわたる病気ですが、

どのような症状が認められるのでしょうか?

ここでは、心身症の症状について詳しくお伝えしていきたいと思います。

 

心身症精神科

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1.心身症とはどんな病気なのか

心身症は、

ストレスが原因となっていて

身体に症状がでている状態や病気全般のことをいいます。

心と身体を分けず、

両面からアプローチしていく病気が心身症です。

 

心身症というと、

自律神経失調症といった病気を

イメージする方が多いかと思います。

しかしながら心身症は、

何か一つの病気を意味するものではありません。

 

心身症とは、

「心(こころ)」と「身(からだ)」が

相互に影響することによって生じる病気のすべてになります。

 

つまり、ストレスが何らかのきっかけになっている病気は

すべて心身症となるのです。

 

ですからその病気や症状は、多岐にわたります。

 

多くの患者さんが内科でみてもらっているような、

糖尿病や高血圧といった病気も心身症です。

 

糖尿病では、

ストレスで分泌されたコルチゾールが耐糖能を悪化させます。

高血圧では、ストレスで交感神経が過活動となり、

血管が収縮して血圧が上がってしまいます。

 

このように、内科で治療されているような様々な病気は、

その背景には「こころ」の影響が大きいものがあります。

 

その一方で、身体表現性障害や摂食障害、

睡眠障害などの精神科で治療されている病気も、

心身症に含まれます。

 

内科と精神科という形では、

「身体は身体、心は心」と分けられて

治療される傾向にあります。

 

心身症という考え方をすることで、

このような二元論的な考え方ではなく、

心身相関という考え方を大切にしていきます。

 

心と身体は、

自律神経系や内分泌系、免疫系などを介して

大きく影響しているのです。

 

心身症とは、心(ストレス)によって

身体症状が引き起こされる病気のことをいいます。

 

2.心身症にはどのような症状があるのか

心身症では、ありとあらゆる症状が認められます。

身体の病気の原因がはっきりせずに

身体症状が認められている方は、

心身症の可能性があります。

 

心身症は、「こころ」が原因や要因となっていて、

何らかの身体症状が認められる病気のことを言います。

 

心身症は、精神科よりの病気もあれば

内科よりの病気もあります。

 

身体に明らかに症状が認められているけれども、

身体の病気は認められないことがあります。

このような状態を、内科では自律神経失調症、

精神科では身体表現性障害と診断することが多いです。

 

それではこのような症状としては、

どのようなものが認められるのかを見ていきましょう。

 

自律神経は全身の臓器や血管に分布しています。

このため自律神経のバランスが崩れてしまうと、

あらゆる症状が認められてしまうのです。

 

身体症状だけでなく、精神症状も認められることもあります。

自律神経のバランスが崩れてしまうのはストレスが原因ですし、

自律神経が内分泌系や免疫系にも影響して精神症状が引き起こされるのです。

 

具体的な症状を一覧にしてみます。

身体の原因のハッキリしない以下のような症状は、

心身症の症状である可能性があります。

 

自律神経失調症(心身症)の症状について

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3.心身症にはどのような病気があるのか

心身症には、

ストレスで生じるイメージのつきそうな病気から、

まったく関係を感じないものまで多岐にわたります。

多くの病気の原因に、ストレスが関与しているのです。

 

心身症では、

明らかに身体に病気が認められることもあります。

また、上でお伝えしたような自律神経失調症の症状も、

各専門家を受診するとそれぞれの病名がつけられています。

 

例えば耳鼻科では、ヒステリー球は喉頭部異常感症、

消化器内科では下痢や便秘の繰り返しは

過敏性腸症候群といった形です。

 

このような自律神経失調症の症状だけでなく、

多くの患者さんが内科で受診している病気も、

その発症原因や悪化要因にストレスが関係していることは多いです。

 

そういった場合は身体的に病気を治療するだけでなく、

ストレスに対してもアプローチすることが本質的に大切です。

そうでなくてはいくらお薬でコントロールしても、

次第に悪化していってしまったりします。

 

心身症は心療内科でみていきますが、

身体の症状を重視しながら心との関係も治療的にアプローチしていくのです。

 

以下では、

心身症として扱われることの多い病気を上げていきたいと思います。

 

病院でこれらの病気を診断されている患者さんの中には、

ストレスの影響がとても多いことがあります。

 

ストレス自体が過剰なこともあれば、

ストレスの対処が苦手なこともあります。

再発を繰り返してしまったりなかなか良くならない方は、

心身症の考え方から治療をすすめてもよいかも知れません。

 

心身症で認められる病気について

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このように見ていただくと、

心身症の対象となる病気は非常に多岐にわたります。

多くの病気の原因に、ストレスが関係しているといえるのです。

 

4.心身症の年齢ごとの特徴

心身症は、年齢を問わずに認められます。

幼少期では自分の感情を表現できないことが

症状の悪化につながっていることがあります。

 

思春期では様々な課題に直面し、

思春期特有の心の動きがあります。

 

成人では様々な生活習慣病、

そして年をとると健康不安が心身症を悪循環させます。

 

心身症は幅広い病気が含まれるので、

好発年齢が特にあるわけではありません。

男女問わずに認められ、全体的に見れば女性が多い印象です。

 

子供では、喘息とアトピー性皮膚炎が重要な心身症になります。

子供は感情をうまく認識できず、感情表現も拙いです。

 

まさにアレキシサイミアの状態にあるのです。

年齢がすすむにつれて病気の種類も広がっていきます。

 

思春期にさしかかると、

起立性調節障害や過敏性腸症候群、

摂食障害や過換気症候群などがみられることが多いです。

 

成人すると、加齢に伴って様々な病気が認められます。

糖尿病などの生活習慣病、

ストレスから身体表現性障害(自律神経失調症)が認められることもあります。

その人の遺伝的な体質によっても、起こりやすい症状は異なってきます。

 

高齢になると、健康に対する不安が心身症を生じ、

それによりさらに不安になるという悪循環によって、

抑うつ状態になってしまうこともあります。

 

高齢者ではさまざまな身体疾患が認められますが、

心身症的な側面が強いこともあります。

 

このように、年齢を問わず誰にでも生じうるのが心身症なのです。

 

まとめ

心身症は、ストレスが原因となっていて

身体に症状がでている状態や病気全般のことをいいます。

心と身体を分けず、両面からアプローチしていく病気が心身症です。

 

心身症では、ありとあらゆる症状が認められます。

身体の病気の原因がはっきりせずに身体症状が認められている方は、

心身症の可能性があります。

 

心身症には、ストレスで生じるイメージのつきそうな病気から、

まったく関係を感じないものまで多岐にわたります。

 

多くの病気の原因に、ストレスが関与しているのです。

 

心 身症は、年齢を問わずに認められます。

幼少期では自分の感情を表現できないことが

症状の悪化につながっていることがあります。

 

思春期では様々な課題に直面 し、

思春期特有の心の動きがあります。

 

成人では様々な生活習慣病、

そして年をとると健康不安が心身症を悪循環させます。

 

 

 

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