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社会の歯科界への介入、審判を皆さんにお願いします

2019/10/03

 

*この原稿はMRIC by 医療ガバナンス学会の許可を受け転載しています。

 

開業歯科医師
津曲雅美

 

2019年9月9日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行  http://medg.jp

 

歯科医師インプラント

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鎖骨の骨折の固定などのために、

完全に滅菌されたチタンを体内に完全に埋入する、

歯科インプラントは頭を外に出している、

インプラントの最上部は歯肉と金属が接している、

それより下は骨とインプラントの金属が接しています。

 

皮膚と爪は生物学的に結合していて、

細菌の侵入は許さないと思いますが、

インプラントの金属と骨や歯肉、

それらが物理的にも生物学的にも結合するはずがありません。

 

そこから細菌が侵入する、

その下にはすぐ顎骨がある、

骨と外部が交通する、

道路のトンネルをアリが通るようなものです。

 

慢性にせよ急性にせよ細菌感染が起こることは分かり切ったことです。

歯科医師ならわかっていて当然です。

 

すぐに炎症などの症状が一見出ないのは、

人間には抵抗力、体力があるからです。

 

老人ホームなどで、

昔インプラントをやった方が、

腫れて炎症をおこし、全身症状が悪いから、

顎の骨を削ってインプラントを摘出する手術をうけられないから、

抗生物質を出す、

治まれば手術できないからそのまま、

腫れたらまた抗生物質をだす、

その繰り返し、どうにもならないのです。

 

健康なインプラントはありません。

それらを知っていてインプラントをやっている確信犯です。

 

知る限りでは、

歯科医師で自分や自分の家族にインプラントを入れている者はいません。

このような自分にも、

自分の家族にもしないことを患者さんにする、

傷害罪でさえあると思います。

 

近代口腔科学研究会

(埼玉県上尾市愛宕1-3-2 

 http://sesm.cool.coocan.jp/formula/CCP006.html

 

雑誌Vol.45 No.2掲載の論文

「国民生活センターから歯科のインプラントに関する要望書を読んで」から

一部を抜粋いたします。以下、抜粋。

 

そもそもインプラントというのは、

異物を顎の骨に突き刺して、

生体内と外部環境とを異物で連結させているものだから、

最初から医学的な「成功」という概念になじまないものなのである。

 

すなわち、その植立によって、

口腔内に病的状態を作り出し、

それが永久に持続するのである。

 

このことをある病理学者は、

次のように書いている。

 

「インプラントは臨床的に見れば

 口腔機能の回復を行う補綴法の一つかもしれないが、

 病理総論的に見れば病気の範疇に入る」

 

これと同じことを、

Meffertは次のように説明している。

 

Meffertは、

インプラントを三つのタイプに分け(表1参照)、

インプラントというものは

その三つのタイプのいずれかに入るものだと述べている。

 

Implantの3つのタイプ

(1)失敗インプラント(failed implant)
脱落あるいは動揺や腫脹、疼痛などがあり、保存不可能なインプラント

 

(2)失敗しつつあるインプラント(failing implant)
インプラント周囲の病的状態が進行しつつあるインプラント

 

(3)病的インプラント(ailing implant)
インプラント周囲に病的状態があるが、当面進行はみられないもの

 

このうち「失敗インプラント」は、

患者自身も「失敗」と認識できる。

 

「失敗しつつあるインプラント」や「病的インプラント」は、

患者自身はもちろんのこと、

それを施術した歯科医師も「失敗」と思っていない。

 

しかし「失敗しつつあるインプラント」も「病的インプラント」も、

医学的には明らかに「失敗」であり、

「成功」とは考えられないものである。

 

つまり、インプラントは医学的に見れば「全て失敗」なのである。

 

このように実は、

インプラントにまつわるトラブルは、

単に歯科医師の知識・技能不足や注意義務の欠如、

あるいは患者への説明不足といった理由で生じるわけではないのである。

 

「医療」という観点からみると、

かなり問題がある「インプラント」という義歯が

本質的に内蔵しているトラブルと考える必要がある。

 

以上、抜粋。

 

戦時は、国民全員がヤミ米を食して、飢えをしのいだ。

生きていくために国民全員が違法行為をしていた。

 

過日、昭和18年生まれの私の診療所の患者さんから話を聞きました。

年齢的に戦後の混乱期の経験、記憶はあるのでしょう。

 

朝起きたら、まず今日の食い物のことを考える、

一日中食い物のこを考えていた。

 

朝、おかゆを食べて、

それだけでは腹は膨れないので、あとは水を飲んでいた。

 

畑の作物は、みんなドロボーしていた。

そうでないと生きられないからで、

犯罪という意識はなかった。

 

畑の主も個人で異なるが、

気づかないフリをしてくれる時もあったそうです。

 

農家に行って、

着物などとコメなどを交換することは当然あったが、

交換するモノがない人は全員体を提供していた、ということでした。

 

これも生きていくため。

こういう話は何度も聞きました。

 

これは他の戦争被害とは、

敵からの被害ではなく、

味方に向けられた被害であるところが決定的に違います。

戦争になったら、こんなことになるんです。

男性側には罪の意識はないと思います。

 

人間は生きていくためにはなんでもしなければならない。

死ぬまで生きることしかできない、

人間はだれしもそうだと思います。

 

歯科医師もそうです。

 

余計なことを言いましたが、

戦時でもないこの一応平和な時代に、

歯科医師が生きていくために、

こんなことまでしなくてはならない、

こんなことがまかり通っていいはずがない。

 

私の診療所の患者さんの前述の話と

罪の意識がないところは完全に同じです。

 

奇異でさえある。

 

こんなことではダメだ、

何とかしなければという声が歯科界から上がりさえしません。

 

黙々と生活のために働く、

患者さんの健康のことは考えない、

これがかなり大方の現状だと思います。

 

歯科の保険制度ができた当初からの、

あまりにも低い、実現不可能な診療報酬、

そして超歯科医師過剰のため、

急激な歯科医師たちの困窮化が蔓延していること、

そして何よりも歯科医師たちに

医療を行うという明確な使命感がないことが最大の原因だと思います。

 

正直に言って、私は同業者の苦しみはよくわかります。

その同業者を売らなければ、真実事実が伝えられない。

 

考えあぐねました。

ある意味戦友です。

 

あくまでも言い訳にはなりませんが、

生活できないという苦しみがどれほどのものか。

 

しかし、インプラントに手を染めれば、

医療従事者でなくなります。

インプラントは必ず細菌感染を励起する破壊行為です。

 

これらを放置してきた厚労省と日本歯科医師会、

そして歯科医師の責任は大です。

 

歯科医師たちが追い詰められているのは確かです。

制度を作ったのは厚労省で、

日歯はそれを結果的に是としてきた。

 

歯科医療をここまで凋落させた直接的な責任は

厚労省と日歯にあります。

 

もう歯科界や歯科医師会を変えることは不可能です。

国民の健康を守るために、第三者の審判が必要です。

 

社会、第三者の歯科界への介入、審判を皆さんにお願いします。

 

 

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