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競争激化時代のクリニックの情報発信の考え方!

2019/01/14

 

皆さん、こんにちは。

株式会社ドクター総合支援センターの近藤隆二です。

 

これからの医療機関の経営環境は

厳しさを増すばかりと考えています。

 

病院経営はもちろん、

外来需要が減り続け、

競合相手が激増しているクリニックの経営も

年々厳しくなっていくと予測します。

 

クリニック情報発信

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先日、クリニックの分院を

複数展開している医療法人の理事長とお話ししました。

 

この理事長も近い将来には

すでに厳しい環境になっている歯科業界と

同じような状況になるのではないかと予想されていました。

 

私のクライアントでもすでに厳しい事態が起きています。

近隣に複数のクリニックモールができ、

同じ診療科目のクリニックが新規開院したのです。

 

その結果、これまで順調だった患者数が

目に見えて減っているのです。

 

日本の法律では現状、

新規のクリニック開院を制限する事は不可能です。

 

今後このような状況が

さらに多くの地域で発生する事が考えられます。

 

こういった現状に

どのように対策を打てば良いでしょうか?

 

私は歯科業界や

他の業界で厳しい経営環境を乗り切った方々に学び、

良い点を取り入れて経営をする事で

厳しい環境を乗り切れると考えています。

 

重要なのは経営全体を整える事です。

 

具体的には地域コミュニティの方々に

自院の情報を一般の方がにもわかりやすく届け続け、

経営の土台となるチームを整え、

お金のマネジメントをしっかりやる、という事です。

 

言葉にすると簡単ですが、

これは一朝一夕にできる事ではないんですね。

 

経営に終わりはないというくらいの気持ちで行動し続けて、

患者さんから選ばれ続けるクリニックになれるのだと思います。

 

しかし保険診療をしているクリニックなので

患者さんから選んでもらえる理由は場所が近いことくらいかな?

といったご意見を頂く事もあります。

 

これはあまりにも消極的な考え方です。

 

世の中には全く同じ商品を

他よりも爆発的に売っている会社も存在します。

 

その良い例が「ジャパネットたかた」さんです。

ジャパネットたかたさんと他の会社の違いは

情報発信の基本的な考え方にあります。

 

創業者、髙田明さんの著書「伝えることから始めよう」から

いくつかその考え方をお伝えします。

 

事業の規模は異なれど、

経営に対する考え方や行動基準は

そのままクリニックにも適応できると思います。

 

クリニックの開業を検討中の先生方や

既に経営されている方を問わずお勧めしたい本です。

 

以下引用
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ビジネスはお客様に価値のあるものを提供し、

対価として金銭を頂戴することで成り立っています。

買っていただきたいのは、

もちろん利益を上げるためでもありますが、

それだけじゃありません。
  
「伝える」ことだけではなく

「伝わる」ことを本気で考えていた。

 

お客様目線で独自のサービスを確立する。

何のために伝えるのか 感動を届ける、幸せを届ける

自分の側から相手を見る視点

相手が私を見る視点

自分自身の姿を、離れた場所から客観的に眺める視点

自己更新を続ける企業

オンリーワン企業

社員の満足がなければ、顧客満足は得られない

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
引用終わり

 

何となくジャパネットたかたさんの情報発信の考え方が

イメージできたでしょうか?

 

ジャパネットたかたが販売している商品は、

パナソニックやシャープ、東芝など

ナショナルブランドがほとんどで、

どこでも買えるものばかりです。

 

しかし、ジャパネットたかたが

その大部分を販売している商品が数多くあるのですね。

 

同じ商品なのに、

他ではあまり売れないものが多くあります。

 

中には全く売れず、

不良在庫になっていた商品が

爆発的に売れたという事例もあります。

 

これは不良品を騙して売りつけたということではありません。

 

お客様にその商品のことをわかりやすく、

「伝わる」ように話した結果、

他では売れなかったものを

多くの方に買って頂く事ができたのです。

 

商品の性能を

詳しく「伝えて」いるのではありません。

 

その商品を使う事でお客様がどうなるのか、

どう変化するのか、どう幸せになるのかを、

情熱を持って「伝わる」ように言葉を吟味しているのです。

 

具体的なお客様のイメージを持ち、

その人に向かって話しかけているのですね。

 

伝える目的はお客様が良くなる事、

良い方向に変わる事なのです。

 

医療業界の情報発信は

患者さんには理解しにくい専門用語や

書き方をしている事が多く、

成果に結びつかないな、と感じる事がよくあります。

 

その結果、医療者と患者さんの間の情報格差は

大きく開いたままで、

健康や医療、治療に関する

正しい知識が持てていない患者さんが

未だに大勢いるのではないでしょうか。

 

適切な健康管理・病気の理解、

受診がされない為に治療が長引き、

医療費の増加に繋がっている事もあるでしょう。

 

公的機関や大学病院、大病院などが

重大な病気以外の情報を

きめ細やかに伝える事は中々困難だと思われます。

 

またこれらの施設では文章の書き方は

どうしても専門的でわかりにくくなってしまいがちです。

 

私はここにクリニックの情報発信の重要性を感じます。

日々の健康管理や様々な病気・症状などの情報をわかりやすく、

患者さんに「伝わる」ように発信をする。

 

これは患者さんにとって安心で大変有難い事です。

患者さんは正しい情報をわかりやすく伝えてくれるクリニックに感謝し、

信頼を寄せるでしょう。

 

そして、何かあった時には

そのクリニックを受診しようと考えるのではないでしょうか。

 

ジャパネットたかたが、

どこでも買える商品を他よりも多く販売できるように、

決められた内容の保険診療でも

選んでいただける方法の一つが

この情報発信だと思います。

 

自院のいいところは何だろうか?

なぜ患者さんが来院いただいているのだろうか?

患者さんはどんな情報が欲しいのだろうか?

患者さんはどんなクリニックを望んでいるのだろうか?

 

こういったひとつひとつを明らかにして、

患者さんに役立つ情報を

わかりやすく提供し続ける事で患者さんの信頼を頂き、

選んで頂けるクリニックになれるのではないかと思います。

 

今回のテーマについて動画でお話をしていますので、

以下でご覧下さい。

 

患者さんに選ばれるために必要なこと

 

ジャパネットたかたに学ぶクリニックの情報発信の考え方

 

 

医院の経営に関してお悩みの方は

下記よりお気軽にお問合せ下さい。

 

株式会社ドクター総合支援センター 代表取締役 近藤 隆二

近藤 隆二(こんどう りゅうじ)

医業経営コンサルティング
・ファイナンシャルプランニング

 

クリニックの院外経営幹部として、

医業経営とライフプランの両面から

院長先生を支え続けております。
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