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クリニック経営の未来をサイボウズ社の取り組みから学ぶ!

2019/03/25

 

皆さん、こんにちは。

株式会社ドクター総合支援センターの近藤隆二です。

 

クリニック経営チーム

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先日、知名度の高いIT企業「サイボウズ」さんの

企業見学をしてまいりました。

 

サイボウズは大企業と言える規模ですが、

その経営の考え方は

クリニックの経営にも

大いに役立つと感じましたのでレポートいたします。

 

サイボウズは1997年に愛媛県で創業。

社員3名からのスタートだったそうです。

 

今は一部上場企業となり

「働き方改革」の先進企業と有名ですが、

決して最初から順風満帆だった訳ではありません。

 

10年前のサイボウズは

バリバリのITベンチャーでハードワーク、

長時間労働で社員の離職率が28%(一年間に4人に一人が退社)、

まるでブラック企業のような状態でした。

 

この当時、売上は40億円で数年間横ばい状態だったそうですが、

社員の働き方改革を進める事で、

現在離職率は4%にまで改善、

売上は100億円と成長しています。

 

様々な制度も充実させ、

出産で退職する社員はゼロになったそうです。

 

ではなぜサイボウズは

働き方改革に踏み切ったのでしょうか?

 

それは会社の存続が危ぶまれる

崖っぷちに立たされてしまった…

具体的には人手不足で

業務に支障が出てきた為に

改革せざるを得なくなったそうなのです。

 

当時のサイボウズは退職率が高いのに、

中小企業である為に人材採用に苦戦していました。

 

また新たに社員を採用すると

莫大な教育コストが掛かってもいたそうです。

 

この苦境を乗り切るには、

入社した社員に在籍し続けて貰わねばならない。

 

その為にスキルを持った人材が定着しやすく、

退職し・休職した後にも

戻って来やすい環境を作る必要に迫られたそうです。

 

このような環境は

まさに現在のクリニック経営を取り巻く環境と全く同じですね。

 

ではサイボウズはどのようなことを行ったのでしょうか?

 

働き方を変える為に

3つの要素を整えていったのです。

 

3つの要素とは、①制度、②風土、③ツール です。

 

「制度」とは会社のルール。

「100人いたら100通りの働き方」という考えに基づき

ユニークな9つの働き方制度を構築しました。

 

「風土」とは会社で共有されている無意識の価値観。

サイボウズの理念は「チームワーク溢れる社会を作る」です。

 

日々のコミュニケーションが会社の良い風土を作っていく。

個人個人の仕事内容やメール、

スケジュールなどを共有する事が

当たり前であり、善であるという価値観を育てました。

 

「ツール」とは日々のコミュニケーションを支えるもの。

サイボウズは情報共有ソフトウェアを作る会社で、

ツールを活用した情報共有が充分できる環境でした。

 

これらを整える事で、

社員1人1人が自分にマッチした働き方が可能となり、

社員同士がお互いの状況を理解でき、

協働できるようになった事で

それまでの労働環境が改善されていったそうです。

 

またサイボウズの給与水準は

IT業界では平均より少し低めなのだそうです。

 

社員には「給与」だけではなく

「働き方」も含めて価値を提供しています。

 

その結果、高い給与を貰えれば良いという人は辞めていき、

サイボウズで働きたくても働けなかった人が

入社して在籍し続けてくれたという点が印象的でした。

 

これらの改革は言葉で言うのは簡単ですが、

実行するのはなかなか困難です。

 

なぜこのような事が実現したのかを追求していくと、

創業者である青野社長自身が変化した事が

最大の要因だったのではないかと感じます。

 

この当時、青野社長は第一子の出産に伴い、

育児休暇を取得したそうです。

 

そしてその時に「育児は人類最大の仕事」だと感じ、

「自分はこれまで会社人だったが、社会人ではなかった」と語ったようです。

 

この出来事は青野社長の仕事や

人生の価値観に大きな変化をもたらしたのでしょうね。

 

青野社長は大学の工学部出身の優秀なエンジニアでした。

 

それまでの経営は

「社会ってこういうものだよね」という

思い込みで行っていましたが

それではうまく行かない所も出てきて経営危機に陥り、

しかし育児休業を取った事をきっかけに、

自分の感性にマッチする経営手法にシフトしたのでしょう。

 

これと同じように、

医学の世界で生きてきた医師が気づきを得て、

新たな価値観で経営に取り組む事は充分可能です。

 

青野社長は幹部社員の会議に出席し、

話し合いに耳を傾けながら、

組織の価値観に反する発言には厳しく注意するそうです。

 

ある幹部が「〇〇のような社員は、こうなのでは?」という

趣旨の発言をしたところ、青野社長に

「類型化するのは良くない。100人いたら100人の働き方が当社の価値観なのだから」

と注意されたとの事でした。

 

サイボウズの風土を育んできたのは

青野社長のフィードバックの力が大きかったという

幹部社員の話しは感銘を受けました。

 

大変密度の濃い見学会でしたが、

このブログで全てをお伝えする事はできません。

 

是非、青野社長が執筆した下記の書籍を

お読みになる事をおススメします。

 

「チームのことだけ考えた」

 

クリニック経営参考

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クリニックをチームとして整える事の重要性について

動画でお話ししましたのでご覧下さい。

 

クリニック経営の全貌を知ることの重要性②チームを整える

 

クリニックを健全に運営していくために重要な事

 

クリニックの受付スタッフに長く働いてもらう

 

クリニックを開院する前に

クリニックのチームを整える事の重要性を学ぶ講座を

4月から開講します。


「クリニック経営講座・基礎コース」

皆様のご参加を心からお待ちしております。

 

医院の経営に関してお悩みの方は

下記よりお気軽にお問合せ下さい。

 

株式会社ドクター総合支援センター 代表取締役 近藤 隆二

近藤 隆二(こんどう りゅうじ)

医業経営コンサルティング
・ファイナンシャルプランニング

 

クリニックの院外経営幹部として、

医業経営とライフプランの両面から

院長先生を支え続けております。
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