各分野の専門家が医師の転職や開業などに必要な情報を配信します。

トップ > 医療機関経営、医療法人化 > クリニック経営に院長夫人が関わるメリット

クリニック経営に院長夫人が関わるメリット

 

皆さん、こんにちは。

森山社会保険労務士事務所の代表を務めております

社会保険労務士の森山幸一です。

 

クリニックの経営に院長の夫人や親族が関わる事は

果たしていいのか?どうか?

なかなか難しい問題ですね…。

 

今回はこの点について考察してみます。

 

院長の夫人や親族は経営に関わるべきか?

クリニック経営に院長夫人や親族が関わって運営する事は、

メリット・デメリットがそれぞれ考えられます。

 

私が所属している

(公社)医業経営コンサルタント協会東京都支部『診療所研究会』においても、

平成28年には『診療所経営における院長夫人の役割』というテーマで

研究を行わせて頂きました。

 

(その後、日経ヘルスケア12月号に

【「院長力を磨く!診療所経営駆け込み寺」の記事を掲載して頂きました。】

参考:http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/series/kakekomi/201612/549323.html

今回はクリニックが抱えているの現状の中で

院長夫人が関わるメリットにフォーカスを当ててみます。

 

02

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私が考える院長夫人が関わるメリットは

以下の点にあると思います。

 

  • 院長が診療に集中できる
    安心感を与える事ができる。

 

  • 院長夫人等身内が関わる事で、
    昨今起こりやすくなっている労務問題・
    求人活動への負担分散と
    速やかな意思疎通が図りやすくなる。
  • 事務長等で仕事に関わってもらう事で、
    給与・報酬等コストを外部に出す事なく、
    内部で経費化できる。
  • 給与を支給していく事で、所得が分散され、将来的な相続対策にも繋がる。

 

このようなメリットを受けようと思えば、

下記のクリニック運営で抱える現状を抑えておくと

どのような部分で活かしていけば良いかの参考になると思います。

1、院長が開業後に業務上で負担に感じられる点。

01

(出典:社団法人日本医師会 2009年9月30日定例記者会見)

2、収益的観点において

  • ・診療報酬のマイナス改定、

     消費税増税および今後の医療費の圧縮の流れにより、

     収益力の低下が見込まれる。

    ・クリニックの50%を占める「内科」においては既にマイナス傾向が出ている。

 

 

3、組織的観点において

  • ・医療の質の担保と収益の確保を進めるために、

     院長(医師)の診療への集中がより求められ、

     経営と診療の分離が求められてきている。

     

    ・医療職従事者の確保と労務管理の重要性が高まってきている。

     

    ・経営管理面からも事務長を置く必要性が増している。

 

このように考えていくと、

院長の夫人や親族は関わった方が良いか否かと考えるよりも、

いかにしてクリニック運営にプラスになる関わり方を作るか?

どのようにして体制を整えるか?と

考えた方が健全化もしれませんね。

なかには奥様が遠慮したり、

親族の協力を得られない場合もあるでしょうから、

個別的に諸々のケースがありそうですね…。

 

医療機関における労務トラブルについてのご相談は

お気軽に下記よりお問合せ下さい。

アドバイザー

森山社会保険労務士事務所 代表 森山 幸一(もりやま こういち)

森山 幸一(もりやま こういち)

 

医療機関(病院・クリニック)を

   専門とした人事労務各種支援

・人事評価制度・給与制度構築

   コンサルティング
・就業規則コンサルティング

・人事・労務に関するトラブル解決

・社会保険・労働保険手続き代行

・給与計算アウトソーシング

・助成金申請

 
TEL:03-6261-3379

mail:moriyama-k@moriyama-sr.com

HP:http://www.moriyama-sr.com

お問い合わせはこちら