各分野の専門家が医師の転職や開業などに必要な情報を配信します。

トップ > 医療機関経営、医療法人化 > 医療法人はいつ設立すべきか?

医療法人はいつ設立すべきか?

2017/09/11

 

皆さん、こんにちは。

株式会社ドクター総合支援センターの近藤隆二です。

 

開業医やこれから開業を志す先生にとっては、

医療法人化すべきかどうか?

医療法人化するならいつすべきか?というのは

知っておくべき事のひとつだと思います。

 

今回はこの「いつ?」という点に

フォーカスして考えてみます。

 

医療法人化すべき適切なタイミングは??

クリニック開院まもなくや、

今後新たにクリニックを開院する予定の先生から

「将来は医療法人を設立したいのですが、いつ設立すれば良いのでしょうか?」

という質問を頂く事が多いです。

 

恐らくいろいろな方から

将来は医療法人にした方が良いという話を聞く事が多いのでしょうが、

この質問に的確に即答する事は困難です。

 

院長の目的や経営状況など

個別の事情を把握しながら慎重に判断しなければなりません。

 

医療法人を設立される目的には大きく二つあります。

 

  • 1、複数の医療施設や介護施設を開設するなど、

      経営の多角化を図る事。

 

  • 2、財務体質を強くする事です。

 

この他にも事業承継相続対策なども目的になる事がありますし、

これらの目的が複雑に絡み合っているケースもよくありますね。

 

まずは、何の為に

医療法人を設立すべきなのかを明確にする事が重要です。

 

多角化が目的であれば、

開院当初から医療法人を設立する事も検討しても良いかもしれません。

 

財務体質の強化が目的なら、

利益の状況をみて、

医療法人設立に適した時期が来たら設立を検討しましょう。

 

売上を医療法人設立の基準に考える人がいますが、

これは間違いです。

あくまでも利益を基準として考えるようにして下さい。

 

くれぐれも注意しなければならないのは、

目的もなく業績も明確に予測できない状況で、

根拠もなく医療法人を設立することです。

 

医療法人を設立すると簡単には個人クリニックに戻す事はできません。

 

周りから勧められて安易に医療法人を設立し、

後から失敗した・・・

と後悔しないよう注意して下さい。

 

01

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また、医療法人を設立すると

節税できると思いがちですが、そうではないこともあります。

 

理事報酬を多額に払わなければならず、

医療法人にほとんど利益が出ない場合には効果はほとんど出ません。

 

また、社会保険に加入しなければならないので、

設立前よりも可処分所得が減ってしまう事も珍しくありません。

 

設立をする時には、

具体的に理事と理事報酬を決め、

社会保険料なども考慮に入れたシミュレーションをする事をお勧めします。

 

このようなシミュレーションをする事なく、

医療法人の設立を勧めてくる人には要注意です。

 

そのような人は医療法人のことをよく理解できていないか、

医療法人を設立させ自分のビジネスの為に利用しようとしているか、

このいずれかの可能性が高いからです。

 

医療法人の設立にはメリットもありますがデメリットもあります。

それらをよく理解して慎重に検討するようにして下さい。

 

当社では医療法人の設立を検討している方の

意思決定をサポートする為のサービスを提供しています。
以下で詳細をご確認ください。
医療法人設立シミュレーション

 

 

医院の経営に関してお悩みの方は

下記よりお気軽にお問合せ下さい。

 

株式会社ドクター総合支援センター 代表取締役 近藤 隆二

近藤 隆二(こんどう りゅうじ)

医業経営コンサルティング
・ファイナンシャルプランニング

 

クリニックの院外経営幹部として、

医業経営とライフプランの両面から

院長先生を支え続けております。
お気軽にお問合せ下さい。
 
TEL:03-6272-5565

mail:r.kondo@k-com.jp
HP:https://www.doctor-dock.jp/

お問い合わせはこちら