各分野の専門家が医師の転職や開業などに必要な情報を配信します。

トップ > 建築、内装設計・施工 > クリニック内装工事費用を削減するためのチェックポイント!

クリニック内装工事費用を削減するためのチェックポイント!

2017/01/24

 

皆さん、こんにちは。

株式会社ラカリテの高橋邦光です。

 

クリニックの開業時において、

設備資金の中で内装工事費用が占めるパーセンテージは

かなり高い方だと言わざるを得ません。

 

だからこそ業者選びや設計段階など

事前にリサーチの上で慎重に進めて頂きたいです。

 

その上で無駄な費用をできるだけ掛けずに、

最適な出来上がりを目指したいですよね。

 

今回は、いかにして内装工事費用を下げるか?

私の経験から事例、ノウハウを情報提供いたします。

 

入居する物件をしっかり把握しましょう!

内装工事費用は、

入居する物件によって結構変わってしまうものです。

 

その事実を知らない方は意外と多いのですが、

事前に知っておかねば損をする事になってしまいますね。

 

開業場所をテナントに入居すると決めたなら、

どのような現況かをしっかり把握しておきましょう。

 

今回は把握しておくべきポイントを

3つに絞ってご紹介いたします。

 

テナントの仕様はどうなっていますか?①

通常、テナントに仕様は大きく次の2つに分けられます。

 

  • ●スケルトン
    いわゆるコンクリートや鉄骨がむき出しになっている状態です。床、壁、天井はなく、エアコンなどの設備も付いていないケースが大半です。

    ●事務所仕様
    床、壁、天井まで仕上がっている状態です。床は塩ビタイルやタイルカーペットが貼られ、
    壁はクロス貼りか、塗装仕上げされており、天井も出来上がっています。設備も、エアコン、換気扇、流し台、トイレなどが付いているケースが多いです。

 

01

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


このスケルトンと事務所仕様では

安価に内装工事ができるのはどちらでしょうか?

 

ごく普通に考えれば、

何もできていないスケルトンよりも

すでに出来上がっている部分がある事務所仕様の方が

費用は安く済むと思われる方が多いと思います。

 

実際に開業準備を進める先生方も、

事務所仕様の方が安く仕上がるとお考えになっている

ケースが圧倒的に多いです。

 

しかし…

 

クリニックは特殊なんです!

クリニックとして利用する為には、

事務所仕様でも特に下記3点は要注意ポイントです。

 

  • ・エアコン

    ・換気設備

    ・排水設備

事務所仕様の場合は落とし穴のように

この3か所に施工金額が多額に掛かり、

思わぬ出費になってしまう事は少なくありません。

 

その他にも下記は要チェックポイントです。

 

  1. ドアは自動ですか?
  2. 床上げはありますか?
  3. スロープを付けますか?
  4. 医療機器に重量物はありますか?


自動ドアを新規で設置するとなると

約80万円ほど必要となります。

さらに風除室を設けるなら倍以上の金額になってしまいます。

 

床上げがあるとレイアウトの自由度が格段に増し、

流し台、トイレなどの場所に制限がなくなります。

ただし1平方メートルあたり約7000円ほどの費用が掛かります。

 

スロープを付ける場合には、

合わせて手摺やノンスリップタイルも必要となり

これも費用を増やす事になります。

 

重量物があると、

床や天井に補強が必要となる場合もあります。

当然これもコストアップ要因です。

 

このような事を知っておくと

見積りが来てビックリ!という事は防げますし、

スケルトンの物件を選ぶメリットも理解できますよね。

 

賃料はいつから発生しますか?②

意外と見落としがちなのが、

賃料の発生時期です。

契約時から発生するケース、

内装工事の開始日から発生するケース、

開業日から発生するケースなどがあり、

このいずれに該当するかによって

3か月分もの賃料の差が出てきてしまいます。

最近ではフリーレント期間を設けてくれるケースもありますが、

事前に確認、交渉しておくのが無難です。

 

02

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

保証金はおいくらですか?③

最後は保証金の金額です。

実は保証金も、賃料も交渉によって

変動する事があり得るのです。

 

提示された金額を素直に飲むのではなく、

まずは交渉してみる価値があると理解をしておいた方が

良いでしょう。

 

とにかくコストを下げなきゃ!

内装費用もできるだけ抑えなきゃ!と

やみくもにコストダウン意識を持ってしまい、

理想を捨てることになったり、

諦めてしまうのはあまりにももったいないです。

 

これでは何のために開業するのか?

患者さんにとっての癒しの空間を提供するのも

ひとつの目的になると思うんですね。

 

もし上手く保証金や賃料が下がるのであれば、

諦める事なく理想を追求できるかもしれません。

 

賢く交渉して、

浮いた資金を内装に回して、

当初思い描いていた理想のクリニックを

目指してみるのもいいですよね。

 

まとめ

内装工事費用を削減するためには、

 ① テナントの仕様を確認

 ② 賃料の発生時期を確認

 ③ 保証金の金額を交渉

このような点をチェックするとプラスです。

 

 

クリニックの内装工事に関して

お悩みの方は下記よりお問合せ下さい。

 

 

アドバイザー

株式会社ラカリテ 代表取締役 高橋 邦光

高橋 邦光(たかはし くにみつ)

・医療・介護福祉施設のデザイン
         企画設計施工
・医療・介護福祉施設の改装・
         インテリア提案
・耐震診断・災害対策
・クリニックモールの企画運営
・クリーニング・管理メンテナンス業
・土地活用に関する企画ご提案
 
TEL:03-5726-9239

mail:kuni@laqualite.jp
HP:http://www.laqualite.jp/

お問い合わせはこちら