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内装工事は設計が最重要! その③

2017/05/22

 

皆さん、こんにちは。

株式会社ラカリテの高橋邦光です。

 

内装工事は設計が最重要シリーズも3回めとなります。

今回は受付・待合室について考察してみます。

 

どんな待合室が患者に支持されるか!?

患者さんが来院して

まず目に飛び込んでくるのは

待合室であり、受付であります。

 

待合室には当然椅子やソファーが並んでいますが、

診療科目によってレイアウトに変化を加えていくと

患者さんからの支持が大きく変わってきますから

少しの工夫が必要となってまいります。

 

下記にいくつかの診療科目で

どのような工夫が喜ばれるかを書いてみます。

 

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小児科

お子様連れで来院される患者さんが多いので、

子供向けアメニティの充実や

親御さんに配慮した設計プランを組み入れるといいですね。

 

例えばキッズコーナーを設けて

絵本、おもちゃ、アニメDVDを流す事により

診察までの待ち時間を比較的落ち着いて過ごす事ができるようになります。

 

キッズコーナーを設ける際には

怪我防止のため壁や床にもクッション材を使用し、

そこを使用する際には靴を脱いでもらう事により

汚れ防止にも繋がり、材料も長持ちします。

 

また受付カウンター部分も全ての角を丸くする事により

怪我防止に繋がりますので有効であります。

 

待合室や廊下の突き当たりなどに

授乳室や粉ミルクを作れるスペースを設ける事により

親御さんの安心感が高まる場合も多いようです。

 

この場合もプライバシーを守れるような作りを

意識しなければなりませんね。

 

小児科ではトイレ廻りにも工夫が必要ですが、

これについては別途ご説明いたします。

 

整形外科

整形外科では圧倒的に高齢の患者さんが多いです。

車イスでの来院や杖をつきながらの患者さんも多いですね。

 

そのため待合室のスペースは

やや広めにとっておいた方が無難です。

 

受付カウンターに杖を安定して掛けられるホルダーを設置したり、

待合の椅子やソファーの高さを標準より高めにしておき、

座り・立ち上がり時に体への負担を軽減する工夫も喜ばれます。

 

また廊下や通路には手摺を付ける事で

患者さんの移動の負担を軽減できます。

 

重要なのは後から手摺を設置しようとすると

下地の補強等が必要なので

意外と大きな金額が掛かってしまう事です。

 

待合・通路・廊下の壁面にも工夫を施す事で

メンテナンス費用が大きく変わってきますし、

特に床から1mくらいまではクロスであれば強度の強いもの、

できれば木板や、衝撃や傷に強い素材を選ぶと長持ちします。

 

心療内科

心療内科の場合、

あまり視線を交わしたくない患者さんも多いです。

 

その為、一般的な椅子やソファーの配置だけではなく、

カフェの窓際のカウンター形式のテーブルを設置する場合もあります。

 

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上記以外の診療科目であれば

一般的なレイアウトで構わないですが、

外部から中が見えないように配慮が必要なのが、

「レディースクリニック」、「心療内科」、「泌尿器科」、「乳腺外科」です。

 

 

最後になりますが、

受付スタッフの精神的負担が大きいのが、

常に待合室の患者さんと視線が合う事です。

 

特に混雑していて患者さんの負担が大きい場合には尚更です。

 

受付の正面にソファーや椅子を設置する事は避けられないですが、

配置(角度)を少し変えてあげるだけで

大きな違いが出てきます。

 

またTVを設置したり、

本のジャンルを増やす事によっても

解消できる場合もあります。

 

 

クリニックの内装工事に関して

お悩みの方は下記よりお問合せ下さい。

 

アドバイザー

株式会社ラカリテ 代表取締役 高橋 邦光

高橋 邦光(たかはし くにみつ)

・医療・介護福祉施設のデザイン
         企画設計施工
・医療・介護福祉施設の改装・
         インテリア提案
・耐震診断・災害対策
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