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内装工事は設計が最重要 その⑤

2017/06/05

 

皆さん、こんにちは。

株式会社ラカリテの高橋邦光です。

 

内装工事は設計が最重要シリーズ5回めです。

今回は検査室について考察してみます。

 

患者の不安を軽減する設計をしよう!

クリニックで検査をする患者さんの心の内はどうでしょうか?

 

検査の大小に関わらず、

必ず「不安」を抱えている事と思います。

 

検査を受ける場所が寒々しい空間であったりすれば、

当然ながらその「不安」は増大するでしょう。

 

今回は検査室のレイアウトの部分と

雰囲気の部分を検証してみます。

 

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検査室とひと言で言ってもどのような検査を行うかで

レイアウトや仕様は異なってきます。

 

脳神経外科の脳波検査室では遮音性を確保して

患者さんの注意が散漫にならないようにしたり、

磁場が発生する場所(X線室など)に隣接させないように注意します。

 

エコーなどはクリニックの場合、

特別に部屋を用意するのではなく、

診察室や処置室での使用が一般的です。

 

その際にもエコーの危機は比較的熱を発するので、

空調設備において単独でのスイッチオンオフや

温度調整ができるようにしておくと良いですね。

 

また照明も調光式対応のものが望ましいです。

 

泌尿器科の場合には

脱衣しての検査もあるので

プライバシーが保てる空間で行う事が望ましいです。

 

上記はほんの一例ですが、

診療科目によって大きく部屋のサイズ、間取りが変わってきますし、

検査機器のサイズ、レイアウトも重要になりますので

設計士とよく相談する必要がありますね。

 

X線室・CT室・MRI室では

レントゲン装置を導入するクリニックも多いですが、

X線、CTの部屋については

一般的に鉛防護を施して遮蔽を行います。

 

この際に標準でX線室は鉛1.5mmが必要で

CTの部屋については2.0mmで遮蔽を行います。

 

しかしながら管轄エリアにより見学が違う場合もありますので、

事前に確認しておく事が必要となります。

 

これも実際の建築図を見て判断したいところです。

床や天井面にも当然遮蔽が必要になりますので

ここも忘れないようにしましょう。

 

CT室やMRI室を設ける場合には、

捜査室なども必要になりスペースが必要です。

 

またMRI室においては

別途シールド工事が必要になり、

金額も高額になりますので

事前にチェックをしておきたいです。

 

当然のごとく熱を発する機器が多く、

エアコンの常時運転も必要になります。

 

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検査を受ける前や検査中は

どうしても患者さんは心細くなります。

 

患者さんをいかにリラックスさせる雰囲気を作っていくのかが

設計上の大きなポイントになるでしょう。

 

最近のクリニック設計では

検査関係の部屋ではなるべきアットホームなカラーリングを用いて

温かみのあるデザインに仕上げていくと

患者さんからの評判も良いようです。

 

検査室や医療機器が設置される部屋では

レイアウトや動線をスムーズにするよう設計するのが基本ですが、

その点を押さえつつ、

いかに患者さんに不安を与えないかに

十分留意してデザインを考えていくべきですね。

 

 

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アドバイザー

株式会社ラカリテ 代表取締役 高橋 邦光

高橋 邦光(たかはし くにみつ)

・医療・介護福祉施設のデザイン
         企画設計施工
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