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内装工事は設計が最重要 その⑩

2017/07/10

 

皆さん、こんにちは。

株式会社ラカリテの高橋邦光です。

 

ついに当シリーズも10回めとなりました。

もう少し続きますのでどうぞお付き合い下さい。

 

リニューアル時は設備関係も重要です!

前回はリニューアル時の「アメニティの充実」という

患者さんが直接目で確認できるポイントについてお話ししました。

内装工事は設計が最重要 その⑨

 

今回は直接目には見えませんが、

体感面で大きな影響を与える「設備関係」について

ご説明をいたします。

 

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設備とは大きく分けて

電気設備、空調設備、換気設備、

給排水衛生設備、防災設備が上げられます。

 

電気設備で与える影響が大きいのは証明計画ですね。

 

最近のクリニックでは、

待合・トイレ・廊下にはなるべく柔らかい光である

電球色や間接照明を使用するケースが多いです。

 

やはり体調が悪く来院する患者さんも多いので、

あまり強い光は望ましくありません。

 

トイレなども人感センサーを設置しておくと

入室時に照明が自動点灯し、

ある一定の時間で消灯するので

消し忘れの防止や省エネに繋がるので便利です。

 

逆に診察室や処置室などには

通常の蛍光灯を使用し照度を保ち

診察や処置をしっかりと行えるような証明計画が必要となります。

 

特に老朽化した診療所では待合や診療スペースにおいて

全体的に暗いイメージの診療所も多いので、

リニューアル時にはこの点にも注意が必要でしょう。

 

またエコーなどを使用する場合やリカバリー室には

光の照度を変えられる調光装置などがあると便利です。

 

リニューアルと同時に

医療機器を入れ替える場合にも注意が必要です。

 

以前このコラムで古いビルや築年数が経っている物件についての

電気容量不足についてもお話しをいたしましたが、

細かい部分であるコンセントについても検討が必要です。

 

ひと昔前にいくつかの電気製品を同時使用すると

ブレーカーが上がってしまったのと同様に、

老朽化したクリニックでは

医療機器の作動中に電源が落ちる可能性もあります。

 

このような場合、

電気容量のアップや分電盤の新設・改造が

必要となるケースも少なくありません。

 

古い診療所では建築や内装工事を行った際の

図面が保管されていない場合も多いので、

現地調査を行い、しっかりとした配線計画を組む事が重要です。

 

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リニューアルに伴い、

新規に電子カルテを導入する場合も多く見られますが、

拡張性を持たせる他の機器の同時導入も多いので

コンセント口数が必要になったりします。

 

特に受付カウンター上には

モニター類や予約システム機器、

カウンター下にはPC本体や無停電装置、

さらにはプリンターなども設置されるので

受付廻りは充分なスペースを確保しておきたいです。

 

最近の機器はアース付きのコンセントが多いので、

コンセント差込口も対応が必要になったりします。

 

コンセントやLANに関しては

後から増設する事もほぼ可能でありますが、

露出配線にするより隠蔽配線(壁の内側に配線)の方が見た目も良いので、

将来導入するかもしれない機器が考えられる場合は、

事前に設置しておいた方が無難です。

 

次回は今号の続きとして

「空調設備」、「換気設備」についてご説明いたします。

 

 

クリニックの建築・内装工事に関してお悩みの方は

下記よりお問い合わせ下さい。

 

アドバイザー

株式会社ラカリテ 代表取締役 高橋 邦光

高橋 邦光(たかはし くにみつ)

・医療・介護福祉施設のデザイン
         企画設計施工
・医療・介護福祉施設の改装・
         インテリア提案
・耐震診断・災害対策
・クリニックモールの企画運営
・クリーニング・管理メンテナンス業
・土地活用に関する企画ご提案

TEL:03-5726-9239

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