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内装工事は設計が最重要 その⑫

2017/07/24

 

皆さん、こんにちは。

株式会社ラカリテの高橋邦光です。

 

内装工事は設計が最重要シリーズも12回めを持ちまして

いよいよ最終回となります。

 

前回には空調設備について

特に温度調節の大切さについてお話しをしました。

内装工事は設計が最重要 その⑪

 

今回は換気設備面を中心に

引き続きリニューアル工事について考察してまいります。

 

意外と大事な換気設備!

クリニックでは不特定多数の人間が出入りし、

治療に使用する薬品なども多く

医療従事者の気づかぬところでさまざまな臭いが発生するものです。

 

最も効果的なのは、

窓を開けて換気をする事ですが、

しかしながら窓に面していない部屋があったり、

高層階で窓を開けると危険な場合には

換気設備を充実させねばなりませんね。

 

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特に古い診療所では、

あまり換気計画という概念がない場合も少なくありません。

 

よって診療所をリニューアルする際には、

各部屋に換気扇を設置するのが望ましいですね。

 

ただし換気扇をつけるだけでは

室内の空気を外部に排出するだけになってしまいますので、

しっかりとした給排気計算に基づき

外部の新鮮な空気を取り入れる給気口を設けて

給排気のバランスを取る必要があります。

 

排気だけが強すぎると

ドアが開きにくくなったり、

診療所の入口ドアが開いた瞬間に

外気がどっと流れ込むような状況になってしまう場合もあります。

 

リニューアルにおいて特に最近多いケースが

新たに内視鏡治療を行う部屋を新設、増設するケースです。

 

特に下部内視鏡の治療を行う際には

臭いが発生する場合も多いので

余裕をもった換気設備の導入をお勧めいたします。

 

また多くの患者さんやスタッフがいるリハビリ室なども

臭いがこもりやすいので事前に換気計画をしっかり立てる必要があります。

 

小児科で隔離室を新たに設ける場合もありますが、

他の患者さんへの感染を最小限に抑えるためにも

換気設備を充実させるとなお良いですね。。

 

換気扇の設置についてですが、

特に古い建物の場合、

天井と2Fスラブのスペースがほとんどない、

また梁が多くありその梁にスリーブ(配管を通す穴)がない場合も多いです。

 

このような場合には壁面上部や梁型に沿って

吸気ダクト管や排気ダクト管を設置し、

囲いを作り塗装や壁紙を張れば違和感がありません。

 

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最後に換気扇の設置であるが

やむを得ない場合を除いて

各部屋に給気口と換気扇があるのでがベストです。

 

やはり各部屋で発生する臭いなどは

各部屋で処理する事で他の部屋への影響が少なくなります。

 

また換気扇以外にも

空気清浄機を設置するクリニックも増えています。

 

もし予算に余裕があるようであれば

業務用の強力な空気清浄機を導入すれば

脱臭効果も高く

クリニックの姿勢として患者さんへのアピールにも繋がるでしょう。

 

以上全12回に渡って内装工事は設計が最重要シリーズを

お送りしてまいりました。

 

 

クリニックの建築・内装工事に関して

お悩みの方は下記よりお問合せ下さい。

 

アドバイザー

株式会社ラカリテ 代表取締役 高橋 邦光 

高橋 邦光(たかはし くにみつ)

・医療・介護福祉施設のデザイン
         企画設計施工
・医療・介護福祉施設の改装・
         インテリア提案
・耐震診断・災害対策
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