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医療ガバナンスNEWS ▽「第2回 聖光学院医師同窓会市民公開講座」のご案内▽

 

*この原稿はMRIC by 医療ガバナンス学会の許可を受け転載しています。

 

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医療ガバナンスNEWS ▽「第2回 聖光学院医師同窓会市民公開講座」のご案内▽

情報提供をいただきましたのでご案内します。

2016年月日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行 http://medg.jp
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聖光学院医師同窓会 幹事
たかみざわ医院   高見沢 重隆

 

聖光学院医師同窓会市民公開講座は、

聖光学院高等学校出身の医師が中心となり、

同校のOBや生徒たちも交えて、昨年より立ち上げた講演会です。


当会では「終末期の死の受容」を当面のテーマに掲げています。


過去、日本は長寿世界一を目指し、

医療もいかに寿命を延ばすかに焦点が置かれ、

社会も一分一秒でも長く生きることを良しとしてきた風潮があります。

 

しかし、在宅医療を担う医師、

病院で救急医療に従事している医師たちは、

その現場で大きな矛盾を感じていました。


「本人にとって、家族にとって、最善の死とは・・・・」


終末期を迎えた本人の意思は確認できず、

結局は社会的通念や制度的な縛りのなかで

延命治療を行わなければならない現実があります。


フランスでは現在、寝たきり老人が激減しています。

10年前のフランスは今の日本と同じように、

胃瘻や経管栄養が一般的に行われていましたが、

徐々に社会的通念の変革が起こり、

現在では「食べられなくなったらそれでおしまい」という概念が

一般的になりました。

 

そのため生命を維持するためだけに

ベッドを占有していた寝たきり老人がいなくなったのです。


多死時代の幕開けである「2025年問題」を間近に控え、

日本でも死や終末期について、

もっと社会的に議論されるべきではないでしょうか。

 

それは政治主導や宗教者が主導するのではなく、

社会から沸き上がった声でなければいけません。

我々現場の医師はそのために正しい情報を社会に発信していく使命があります。


昨年行われた第1回市民公開講座では、

在宅医療を行っている医師、救急医療を担当している医師、

そして介護関係者から現場の声を伝え、

高校生たちも交えてみんなでこの問題を議論しました。


今回ご案内する第2回市民公開講座では、

世界における死生観をテーマに取り上げています。

世界各地の医療を見てきた外務省医務官や、

海外ボランティアに係わっている活動家の方に講演いただき、

それと対比する形で

現在の日本で迎える死を病院の外科医よりお話しいただきます。

 

そして今回も高校生たちを交えディスカッションを行います。


この会の重要なポイントは、

高校生や中学生たちも参加して会を作っていることです。

10年後20年後の社会を担う若者たちに、

今から自分たちの問題として

「親の介護」や「2025年問題」などを考えてもらいたいと考えています。


最初は小さな市民公開講座ですが、

このような試みを毎年継続していくことで

少しでも社会に向けて発信することができれば本望です。

 

予算に乏しく、広く広報活動することができません。

どうぞ皆様方からSNSを通して情報の拡散をよろしくお願いいたします。

 

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第2回 聖光学院医師同窓会市民公開講座

テーマ:「いのちを見つめる ~世界で、そして日本で~」


日時:2016年11月12日(土) 15:00~18:00


会場:聖光学院 ラ・ムネホール

   横浜市中区滝之上100番地
   (JR根岸線 山手駅から徒歩10分)

 

入場:無料   予約: 不要

講演1:「生と死の現場。世界を巡って」 (15:10~15:40)
外務省診療所長・医務官  仲本 光一先生


講演2:「国によって『医療が無い』という現実がある」 (15:40~16:10)
特定非営利活動法人 ジャパンハート 常任理事  加藤 宏一郎氏


講演3:「幸せな死のために一刻も早くあなたにお伝えしたいこと」 (16:20~16:50)
がん・感染症センター 都立駒込病院 外科  中山 祐次郎先生


講演4:「ボランティア in タイを経験して」 (16:50~17:20)
聖光学院高等学校生徒からの発表


ディスカッションタイム (17:20~17:50)


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当会に関するお問い合わせ:taka-iin@basil.ocn.ne.jp 

            (たかみざわ医院 高見沢重隆 宛)

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