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分院を展開したい!分院長に就任する!そんな時の注意点!

2018/07/13

 

皆さん、こんにちは。

ジーネット株式会社の小野勝広です。

 

医療法人化して

新しい分院を作るので

院長に就任してくれるドクターを紹介して欲しい。

 

開業準備を進める前に

雇われ院長として働いてみたい。

 

このようなご相談をお受けする事が多いのですが、

よく吟味して正しい準備をしないと

トラブルに巻き込まれる事も少なくないようです。

 

医師紹介会社エージェント

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新しく分院を作りたい!

新しく分院を作る際には

大きく分けて2種類のパターンがあるようです。

 

ひとつは医師がクリニックを新規開院して
順調に来院患者を増やし、

経営が安定、スタッフが定着した事により

新たな分院を手掛けようという展開です。

 

もうひとつは企業などが

医療への貢献を考えて新しいクリニックの設立を

検討する場合です。

 

後者は後程述べますが、

まずは前者から。

 

よくある失敗事例として、

先に物件を見つけて契約し、

内装工事も済ませ、医療機器も購入し、

スタッフまで雇用して、

肝心要の院長が見つからない…という事があります。

 

この場合は先にコストを掛けてしまってますし、

何が何でも早急に院長に就任して貰わねばなりませんね。

 

結果的に足元を見られて

就任するのに条件を釣りあげられたり…、

そこまでして採用したのに早期退職になってしまったり…と、

あまり良い事がないように感じます。

 

なかなか難しいのを百も承知で言いますが、

分院展開はドクターありき!が最適です。

 

良い物件があったから…というお気持ちはわかりますが、

仮に見送る事になってもドクターが先だと考えます。

 

逆にドクターが先に見つかっていれば、

物件はそのドクターのお住まいや通勤経路を考えたり、

ドクターの専門に合わせた地域特性をリサーチしたり、

適切かつ相応しい場所で探す事ができます。

 

また内装工事や医療機器も

ドクターの専門性や好みに合わせる事もできますし、

スタッフ採用もドクターと相性の良い方を選べます。

 

開院後の展開を考えても

ドクターありきの方が確実に良いですよね。

 

いくら医師だからと言って

今まで全く知らない人を採用して、

ひとつのクリニックを任せていくのは

普通に考えてリスクが高いですし、

もし万が一早期退職になった場合には

掛かるコストを維持しながら

再度の医師採用となる訳です。

 

これは経営として

ギャンブルと言えないでしょうか?

 

私なら信頼できる医師が見つかるまで

分院展開は控えます。

 

逆に言うと分院展開をするならば

まずは自院の中で医師を採用し、

非常勤で働いてもらいながら関係を作ったり、

同僚や後輩ドクターとの関係構築を進めます。

 

その上で、院長に就任するドクターに合わせた

分院を選び、作ります。

 

いかがでしょうか?

この方が成功する確率は高いと思われませんか?

 

先に物件を手に入れてしまい、

慌てて院長探しをするケースの失敗事例は

あまりにも多いんです。

 

コストがずっと掛かっている…。

医師が採用できない…。

採用した医師がすぐに辞めてしまった…。

トラブルが起きた…。

患者対応がなっていない…。

 

このような事例が多いだけに、

分院展開はドクターありきでご検討頂きたいと

何度となく情報発信しております。

 

雇われ院長に就任したい!

開業にはリスクがある。

とは言え勤務医として働き続けるのも疲れた。

 

病院よりも当直のないクリニックで働きたい。

でも箔のあるポジションで仕事をしたい。

 

高収入を望んでいる。

しかしハードで責任のある仕事は避けたい。

 

院長としてクリニックをマネジメントしたい。

腕試しをしたい。

 

知人の医師から院長就任を依頼された。

高条件でオファーされた。

 

雇われ院長に就任するドクターも増えていますが、

残念ながら失敗してしまうケースも少なくありません。

 

そのひとつの中で、

オーナーが医師ではなく

企業、ビジネスマンであり、

医療を理解せずして後々喧嘩別れするケースは

少なくありません。

 

やはりどうしても収益を優先する企業と、

医療を優先する医師では、

そう簡単に理解はし合えないようです。

 

だいたいが最初は良かったけれど、

段々と現場に口を出すようになって

意見が合わなくなり…というパターンが多いです。

 

他にも…

 

  • ・院長とはいえ権限がない。

    ・理事長のマネジメントが厳格すぎる。

    ・スタッフが本部を見ていて言う事を効いてくれない。

    ・そもそも開業地が悪い。競合が多い。

    ・患者が少ない事を院長の責任とされる。

    ・途中で条件を勝手に変えられた。

    ・決裁用の院長の個人口座を作らされた。

    ・本部からのサポートがない。

    ・宣伝広告をしてくれない。

    ・不要な検査を強要される。

    ・売上の事ばかり問い詰められる。

    ・退職を促された。

    ・年収を下げられた。

 

このように雇われ院長のデメリットは

いくらでもあるのです。

 

その多くが最初は良かった…

段々と風向きが変わってきて、

最後はひどい状態に追い詰められた…という

事例が残念ながら実に多いのですね。

 

他にもこんな事例がありました。

10年経ったら譲るという契約があり、

今まで10年間ずっと黒字運営してきた院長が

理事長に譲渡を申し出たら

1億円の支払いを要求された…と。

 

院長に就任してもらうまでは

良い事ばかり言って、

最後にちゃぶ台返しをするというケースは少なくありません。

 

もちろん雇われ院長の求人が

すべてこのようなものではありません。

 

なかには善良なオーナーが

院長を全面的にバックアップするような

良質な案件だってあるんです。

 

ただ安易に高条件に乗ってしまうのではなく、

慎重にリサーチ、そしてご決断を頂きたいなあと

切に願います。

 

 

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アドバイザー

ジーネット株式会社 メディカル事業部 事業部長

ジーネット株式会社小野勝広

小野 勝広(おの かつひろ)
東京都練馬区在住 49歳

医師・看護師の人材紹介事業、

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