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多くの求人から常勤先をどのように選択するのが良いか?

2018/07/20

 

皆さん、こんにちは。

ジーネット株式会社の小野勝広です。

 

売り手市場である医師の転職マーケット。

 

それをよく理解して、
適切な対応を取らないと

自分自身を不利な状況にしてしまいますね…。

 

今回は医師が常勤先を選ぶ際に

どのように考え、どう対応すべきかについて

考察いたします。

 

医師常勤求人

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あまりにも多い医師の求人数…。

ビジネス界においては、

転職マーケット自体が

買い手になったり、売り手になったり、

数年毎に入れ替わります。

 

需要と供給が入れ替わる事によって、

転職マーケットを適正化させているようにも思います。

 

しかし医療業界においては

特に医師の転職マーケットについてですが、

売り手市場があまりにも長く続いている為に

不均衡なまま推移しているように思えてなりません。

 

それが求人に現れているように思うのです。

 

とにかく件数が多いですよね。

しかもひとつの医療機関でいくつもの診療科目で

募集が掛かっています。

 

一般内科、循環器内科、消化器内科、呼吸器内科、

一般外科、乳腺外科、整形外科、心臓血管外科、

脳神経外科、麻酔科、皮膚科、耳鼻咽喉科…。

 

このような募集の掛け方で

内部事情を把握するのはかなり困難です。

 

また求人誌や求人サイトを見ても、

ハッキリ言ってしまうと乱立状態…。

 

検索を掛けてもかなり多くの求人が引っ掛かってきて、

その割にはごく一般的な求人情報しか手に入りませんよね。

 

これでは自ら連絡して、応募して、

時には面接に行ってみないと

判断に必要な情報が全く揃いません。

 

これでは役に立ちませんから

やはり人が仲介してくれた方が良いだろうと考えて

紹介会社に問合せをしてみますと…

 

同じように何件もの求人が送られてきたり、

非公開求人があるからと

無理に会おうとしてきたり、

担当者の知識は浅く、

医療においても勉強不足だったりして、

結局、求人をたくさん送ってきて

その中から選んで…というスタンスであったりします。

 

これでは医療機関と医師の間に立つ意味がないと

私などは思うのですがいかがでしょうか?

 

とにかく良くも悪くもですが、

医師の場合は求人数が数多くあって、

その割には情報の質が担保されておらず、

見極めるのが非常に難しい状態であると言わざるを得ません。

 

だからこそ医師は医師の友人、知人を頼り、

情報収集をせざるを得ないのですね。

 

しかしこれはこれで各自の情報収集力が狭く、浅く、

偏った情報になりがちですし、

場合によっては義理を果たさねばならなくなるなど、

また違うものを背負うようになってしまいます。

 

医師の求人においてのプロフェッショナル。

 

こういう人がいればいいんですけど、

ごくごく少数のエージェントはいるけど、

なかなか出会えないというのが現状ではないでしょうか。

 

どう選択すると自分を有利にするか!?

まず求人に対して前提条件となる

知っておいて頂きたい事項を述べます。

 

再度の繰り返しになりますが、

医師の転職マーケットは売り手市場であり、

〔 求人 > 医師 〕という構図が長く続いています。

 

よって求人自体の価値は、

求職者である医師よりも価値は全然低いのです。

 

となると、

様々な求人誌や求人サイトで見掛ける求人は

相対的に価値が低いと断定せざるを得ません。

 

なぜなら医師が採用できないから

いつまでも、どこでも、掲載するのであり、

逆に言うと医師が入職しないという事でもあります。

 

もちろん人によっては、

そういう医療機関と相性が合う先生も

いらっしゃると思います。

 

しかしあちこちで見掛ける求人、

ずっと出ている求人は一般的に価値は低いと

考えた方が良いと思います。

 

またその逆にあまりにも高条件である求人も

慎重な対応が必要です。

 

水準以上の高条件を出すという事は、

その裏に何らかの事情が隠されている事が

少なくありません。

 

1人医長が辞めてしまうとか、

雇われ院長から退職表明があったとか…。

 

医療機関側としては

背に腹は代えられないと高条件でオファーするのでしょうが、

なぜその先生が辞めてしまうのかを知らないと

同じ目に合わないとも限りませんよね。

 

なかには医師として許容できない業務を

強要されたなんて話しもありますので、

安易に高条件に乗ってしまうのは

注意をした方が良さそうです。

 

もちろん正当な理由がある高条件もありますから、

そういう案件であれば検討の余地はあると思います。

 

それと紹介会社を利用される場合に

気を付けて頂きたいのは、

① 非公開求人と言いながら他では公開されている求人

② 担当者がやたらとお薦めしてくる求人

③ 内情が把握できていない求人

このような案件には慎重になりましょう。

 

①は単純に嘘です。

求人以外に提供できるノウハウがないから

無理に求人に価値を持たせようとしているのです。

 

私の感覚値では、

非公開と言いながら

本来は非公開にしなくとも良い案件が

巷に溢れているように思います。

 

②も何らかの事情がありそうで怖いです。

その担当者が下手を打ってしまった尻拭いだったり、

得る事のできるフィーが高いから

押し込もうとしているなど、

確実に裏事情があると思われます。

 

それを事前に明らかにするならまだ良いですが、

そうでない場合は疑って掛かった方が良さそうです。

 

③についてはもう素人仕事としか言いようがありません。

システム上に入力されている情報しか知らないなんて

言語道断です。

 

その求人云々の問題ではなく、

紹介会社として、担当者として由々しき事態ですので、

こういう人とはタッグを組まない方が良いでしょう。

 

他にはスカウトの手紙やメールなどで

求人を案内するケースもあります。

 

これも本当に該当する求人が存在して、

それに先生がマッチするなら良いですが、

ほぼ間違いなく何名もの医師に同様のアプローチをしています。

 

ひどい場合はそもそも求人など存在せず、

単に医師確保の為の手段であるケースもあります。

 

信頼できる方からのスカウトならいざ知らず、

知りもしない方からのスカウトなどは

頭から信用しない方が良いでしょう。

 

いろいろ述べてきましたが、

それではどんな求人を選ぶべきなのか?について

まとめます。

 

1、背景や裏事情をも把握できる求人

2、水準通りの条件で、なおかつ交渉の余地がある求人

3、入職後の働き方がイメージの付く求人

 

このようなものと思います。

で、実際に巷にある求人はいかがでしょうか?

 

ほとんどが該当しませんよね?

 

それどころか紹介会社経由で案内された求人ですら

まったく該当しないと思います。

 

この点が医師の転職マーケットにおいて

最大の問題であると私は考えています。

 

しかしこれを把握しないと

条件でしか判断する事ができずに、

それはリスクとなってしまうんですね…。

 

求人誌や求人サイトの情報はあくまでも情報収集の一環です。

 

地域にどんな医療機関があって

募集状況はどうなのか?くらいしか

手に入りません。

 

また紹介会社のレベルもピンキリであり、

判断材料を提供できない低レベルな会社とは

付き合う意味がありません。

 

判断材料を提供してくれる良きパートナーと

タッグを組むのが良いですね。

 

残念ながら日本国中を探しても、

100人もいないと思いますが…。

 

そういう価値ある人を手に入れるか、

ご自身で研究するか、

いずれかではないでしょうか?
 
 
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アドバイザー

ジーネット株式会社 メディカル事業部 事業部長

ジーネット株式会社小野勝広

小野 勝広(おの かつひろ)
東京都練馬区在住 49歳

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