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医師がクリニックの開業を後悔しない為に…。

 

皆さん、こんにちは。

ジーネット株式会社の小野勝広です。

 

先日下記のコラムを書きました。

医師が転職を後悔しない為に…。

 

今回は「医師がクリニックの開業を後悔しない為に…。」と題して、

開業を後悔させないコツをお知らせいたします。

 

クリニック開業後悔

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クリニックの開業で後悔する事とは?

クリニックを開業するという事は

リスクを取って行う事でもありますし、

医師人生にとっての大きな転機であると言えます。

 

基本的には開業医になると

その後に勤務医に戻る事はあまりなく、

(レアケースも含めればありますけど)

後戻りのできない決断だと思うのです。

 

数千万円という銀行からの融資を受けて、

もっと率直に言ってしまうと

大きな借金を背負って走り出す訳です。

 

後悔…なんて

本来はあってはならないものなんですよね。

 

しかし開業コンサルタントとして

様々な医師、多くの業者さんと日常的に話しをしていると

かなり後悔の言葉を聞く事があります。

 

それらの中で多いのは…

 

  • ①想像していたより儲からない。

    (借金が返せない、運転資金が減る一方など)

     

    ②想像していたよりストレスが多い。

    (患者が来ない・少ない、スタッフとの人間関係など)

     

    ③想像していたより経営が大変だ。

    (資金繰り、マネジメントなど)

 

これらの声が多いように感じます。

 

そして最も問題だなと私が思うのは、

「想像していたより」なんです。

 

要は開業に関わる人たちが

甘い言葉で開業準備を進めさせてしまうので

厳しい想像をしないで、

リスクマネジメントをしないままに

開業に向けて動き出してしまうのですね。

 

クリニックを開業するという事は、

一国一城の主になるという事であります。

 

つまり経営者として全責任を負い、

スタッフの生活を支えながら

患者の人生に影響を与える訳です。

 

そんじょそこらの思いでは

決断できないくらいの重いものだと考えます。

 

私が開業コンサルタントとして

医師からお話しを伺う際にも

最も重視するのはこの「覚悟」があるかどうかです。

 

クリニックを開業したら

結構儲かるのではないか?

いい思いができるのではないか?

当直やオンコールから解放されて楽になるのではないか?

と良い面ばかりを見ている場合には

厳しい現実をお伝えする事もあるんです。

 

逆に厳しさもよくわかった上で

こうしたい!ああしたい!と

ポジティブな方向に走れる先生は

開業を成功させる事ができる方だと思います。

 

後悔しないクリニック開業のコツとは?

クリニックの開業を後悔しない為には、

 

  • 1、なぜ開業したいのか?が明確で、

      開業して何を実現したいのかがハッキリしている。

     

    2、ブレのないコンセプトや事業計画を持っている。

     

    3、右腕となる有能なパートナーと組んでいる。

 

細かい話しをすれば

他にもいくらでも出てきてしまうのですが、

まず大事なのはこの3点です。

 

ひとつずつ見てまいります。

 

やはり何事も目的を持ち到達点を見据える事は大事です。

そして原点ですね。

なぜ開業したいのか?

この思いを固くする事は実に重要です。

 

例えば銀行が融資を実行するかどうかは

ここに掛かっていると言っても過言ではありません。

 

なぜ開業するのか?

開業して何をしたいのか?

ご自身が思いを強く持っているかどうか?

この点が明確であるかどうか?

銀行はここを見ています。

 

その上で事業性の確認です。

クリニックのコンセプトは

患者ニーズに合致しているのか?

事業計画は妥当性のあるものか?

 

資金が全てではありませんが、

資金がなければ物件の契約も内装工事や医療機器も

何もスタートできません。

 

言葉は悪いですが、

銀行はとりっぱぐれのないように動きますから

まずは銀行が融資する価値あり!と判断できないと

開業準備も進みません。

 

また銀行融資の問題だけでなく、

クリニックのコンセプトや事業計画は大事です。

 

この大原則がクリニックの内装にも、

集患マーケティングにも、

スタッフ採用にも、

首尾一貫としたものを打ち出せるか?のポイントです。

 

よく企業も経営理念を問われますが、

クリニックという組織体でもこれは同様と思います。

 

そして時々業者の甘言に乗ってしまい、

必要以上に豪華な内装にしてしまったり、

必要以上の医療機器を購入してしまったりするケースがあります。

 

初期費用が膨らむという事は、

開院後の運転資金を減らすという事ですから、

これはリスクが大きくなります。

 

悩んだ時に立ち戻るのは事業計画です。

事業計画に照らし合わせてみて、

収支計画、返済計画に悪影響を及ぼすのであれば

断固として断るべきと考えます。

 

どんな事業でもそうですが、

小さく始めて大きく育てるのが経営のコツです。

 

最後に開業準備における良きパートナーの存在です。

有能かつ有用な開業コンサルタントが見つかれば

それがベストだとは思います。

 

経験豊富で、多くの事例やノウハウを持ち、

開院後を見据えたサポートができる人が最善です。

 

しかし良い開業コンサルタントは少ないです。

むしろ本業で使ってもらう為に無料で開業支援もする

医薬品卸業者、内装業者、税理士が多く、

その実態は正直疑問を感じるお話しを伺う事が多いです。

 

また開業コンサルタントを専門としていても、

業者に丸投げしていたり、

やたらと費用を掛けさせようとしていたり、

バカ高いコンサルティングフィーを取ったり、

なかには悪質なケースも少なくありません。

 

開業準備は、

勤務医を続けながら進めるケースもありますし、

出てきた見積り金額が正当なものか戸惑ったり、

何をどのように進めれば良いのかわからなかったり、

時にはトラブルに巻き込まれたり、

思うように行かない事も多いですし、

想定外の事が起こったりもするものです。

 

約1年間を開業準備に費やすのですから、

医師が全身全霊を傾けるのは

現実的に難しいと思うのです。

 

だからこそ右腕的な存在が必要不可欠です。

安心してタッグを組める

心から信頼を寄せる事のできる

開業コンサルタントがいるかどうかで

すべてが変わります。

 

下手をしたら開業物件を吟味するのと同じくらいに

どの開業コンサルタントに依頼するかは大事なものです。

 

私のところには、

大手の某社に依頼したが信頼できないので白紙に戻したとか、

できる所まで自分でやってみたがやっぱり無理だったとか、

自分の考えを尊重してくれないコンサルタントとは組めないなど、

パートナー選びに失敗して辿り着くケースも少なくありません。

 

慎重には慎重を期して

開業を後悔しない為に良いパートナー選びをして下さい。

これは結構大事なポイントです。

 

 

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アドバイザー

ジーネット株式会社 メディカル事業部 事業部長

ジーネット株式会社小野勝広

小野 勝広(おの かつひろ)
東京都練馬区在住 49歳

医師・看護師の人材紹介事業、

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