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病院がM&A、事業譲渡される時代に個々の医師は何を考えるべきか?

2019/08/30

 

皆さん、こんにちは。

ジーネット株式会社の小野勝広です。

 

行く川の流れは絶えずして元の水に非ず。

時代はいつも移り変わるものですよね…。

 

病院M&A事業譲渡

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

病院は永遠ではないという出発点

ここ数年、病院の買収のニュースが

頻繁になってきたように感じます。

 

経営権が譲渡されるだけならまだ良いですが、

民事再生法の適用を申請となると

まあ平たく言えば倒産…ですから、

これは働いている医療従事者にとっても、

患者、地域社会にとっても悲劇ですよね…。

 

ただ今後については様々な展開が考えられると思います。

経営ノウハウ、資金力、マンパワーを持った

大きな法人グループが苦しい中小病院を買収して、

さらに大きくなっていく。

 

自治体系の赤字運営の病院が、

適切な経営を行い黒字化している民間病院に

買収されていく。

 

理事長、院長など経営者を交代する事で

病院経営を健全化させるような動きが増えていく。

 

買い手が付かず倒産していく…。

もしくは相応しくない買い手が買収し、

病院を食い物にして挙句の果てには捨て去る…。

 

M&A自体は決して悪いものではありませんし、

意欲と実力、資金や人員を持った経営者に変わるのであれば、

現場で働く医療従事者にも、

地域の患者さんにも良いと思います。

 

しかし企業経営で成功したからと言って、

病院経営が上手くできるかと言うと

そう簡単ではないでしょうし、

中には病院を食い物にする反社会的な勢力が

入り込んで来ることもあるらしいです。

 

こういう時代に医師は

どのように職場を選ぶべきでしょうか?

 

今まで私自身も、

勤めていた病院の経営者が変わり、

とても働きにくい環境になってしまった…とか、

条件を一方的に下げられた…とか、

今の病院が潰れそうなんだ…とか、

そんな転職のご相談を受けた事が何度かあります。

 

そりゃ経営状態が悪い病院よりも、

健全経営の病院を選ぶべきとは言えますが、

果たしてそこまで事前に把握できるものでしょうか?

 

また入職した時には健全経営だったのに、

しばらくしてから望まない変化が

起こってしまうようなケースでは

これを事前に察知できるでしょうか?

 

正直に申し上げますと、

私どもには様々な情報が入ってきますので、

ご紹介のできない医療機関もあります。

 

大手の紹介会社などは、

お金さえ払えば平気で求人を案内したりしていますが、

私どものような中小では、

諸々の事情で紹介不可としている医療機関が

いくつかあります。

 

それはご紹介する先生方を思えば、

紹介できない…という事なんですね。

 

まあ中には紹介料すら支払わない医療機関もあって、

いくつか裁判を起こされているような所もあるようです。

 

そういう紹介不可医療機関を

完璧に抑えているか?と言えば、

さすがにすべては把握できてはおりません。

 

しかし、やり取りを進めていく中で

きな臭さを感じて、

途中で身を引くようなケースはあります。

 

これからの医師のキャリアプランは、

医師としての成長をする為に経験を積む事、

そして公私ともに充実した日々を過ごす事、

その為に何が必要なのか?

どういう環境が望ましいのか?

これを自分なりに明確化して、

実現可能性の高い職場探しをすべきです。

 

求人主導の転職活動では、

医療機関の変化に翻弄されてしまい、

条件面も乱高下したり、

望まない形での再転職をせねばならない事もあるでしょう。

 

そもそも経営的に問題のある医療機関ほど

相場よりも高い条件を提示して

医師を採用しようとしていたりしますしね。

 

しかしキャリアプランありきの転職活動は、

主導権は自分にあります。

 

勤めている医療機関が悪い方向に変化するなら、

当たり前のように移籍をするだけです。

 

常に自分自身のレールを

歩めばいいだけなんですね。

 

ひと昔前であれば、

大学医局に所属してさえいれば…

医師免許さえ持っていれば…

それこそゆりかごから墓場まで過ごせましたが、

そういう時代ではなくなってきました。

 

自分の内側と向き合い、

客観性を持って、自らの道を作り上げる。

 

こういう考え方が

不可欠になりつつあるように思えます。

 

経営者の責任は重大ですが、

無能な経営者に翻弄される人生は避けたいですよね。

 

医療機関の場合は、

特殊な事情が多いだけに

有能な経営者であれば誰でもいいという訳ではありませんし、

経営を学んだ医師は決して多くはありません。

 

右肩上がりの経済成長を続けていた時代ならいざ知らず、

良くてキープ、悪いと右肩下がりになってしまう昨今、

医療機関の経営は相当に難しいと思います。

 

人に左右される人生ではなく、

自らの足で、

自らの道をただ1歩ずつ歩んでいく。

そんな医師人生の方が望ましいと思うんです。

 

キャリアプランという考え方さえ持っていれば、

自ずとそういう方向に自らを導けると思います。

 

 

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ジーネット株式会社 メディカル事業部 事業部長

ジーネット株式会社小野勝広

小野 勝広(おの かつひろ)
東京都練馬区在住 50歳

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