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女性医師のキャリア阻むGlass ceilingとは?

2020/07/07

皆さん、こんにちは。

ジーネット㈱小野里(おのざと)です。

 

今回は女性医師について考察します。

「女性医師の活躍の場は、どこまで広げることができるのか?」

 

実際のところ、子育てや介護、家庭との両立を模索しながら

臨床で教育、研究の分野で活躍している女性医師も存在します。

 

しかし、職場や家族の理解や協力を得ることができず

思ったような活動ができない女性医師も存在します。

 

また同時に、女性の昇進・昇格が困難な環境も

いまだ存在することが推察されます。

 

このギャップを埋めるには、

どうしたらよいのでしょうか?

 

クリニック経営理念

 

 

◆女性医師のキャリア阻むGlass ceilingの実態

(日経メディカル)

https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/hotnews/int/202003/564680.html

 

この40年で女性医師は飛躍的に増加していますが、
医学部の要職に就く女性の割合は低く、

女性医師のキャリア形成を阻む壁(Glass ceiling)は厚いままであることが

島根大学医学部卒後臨床研修センターの研究で、報告されています。

(第20回日本病院総合診療医学会学術総会)

 

※Glass ceiling(人事マネジメント用語)

組織やある職業において昇進する際、
性別、人種、民族性などによる、
非公式だが事実上の上限、
つまり、目に見えない障害

 

研究グループは、男女間に賃金格差が存在し、

昇進するまでの障壁が女性医師の方が高く、

成果に見合う職位に就けない女性医師が多いこと等

女性のキャリア形成を阻むGlass ceilingが問題視されていると指摘。

 

◆文部科学省の学校基本調査データ

「医学部と附属病院の教授、准教授、講師、助教の男女比の推移」

1980年から2018年、38年間の調査)

 

女性医師の割合の増加に伴い、

全職位の女性比率は38年間で『11.1ポイント増加』

 

2018年時点では、

女性医師の割合/21.1%と増えたにもかかわらず、

職位が高いほど女性比率は低く、

教授で9.0%、准教授で13.1%、講師は16.8%、助教も29.7%。

 

上記の結果から演者らは、

医学界においても男女の格差は依然として大きいことが

具体的な数字として判明した、と結論。

 

打開策としては、

「女性のアカデミックな進出を支援するプログラムの設置」

「強力なメンタリングシステムの構築」が必要と考察。

 

また、昇進の要件として、
研究や論文のみでの評価ではなく、

リーダーシップやコミュニケーションスキルなどの
新たな評価指標を導入することが、

Glass ceilingを打ち破るために重要と指摘。

 

男性女性問わず、優秀な人材の価値を認め

その可能性を伸ばせる組織であること

それは、日本の医療全体の牽引に繋がることと

確信しています。

 

ジーネット株式会社 メディカル事業部 小野里 りか

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