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「ハーバード×MBA×医師 目標を次々に達成する人の最強の勉強法」の著者である猪俣 武範 先生より

 

皆さん、こんにちは。

ジーネット株式会社の小野勝広です。

 

医師は勉強家です。

医師になるまでもそうですが、

医師になってからも勉強を継続されていますよね。

 

ただもっと効率的に勉強したいというお考えは

皆さんお持ちではないでしょうか?

 

今回は

「ハーバード×MBA×医師 

 目標を次々に達成する人の最強の勉強法」の

著者である猪俣武範先生に、

より良い勉強法についてインタビューさせて頂きました。 

 

医療ビジネス健全化協議会は、

今後も様々な医師のノウハウやご経験を

情報提供してまいりますので、どうぞご参考になさって下さい。

 

 

自己紹介

聞き手) 猪俣先生、こんにちは。

     この度は医療ビジネス健全化協議会へのご協力有難うございます。

     まずは猪俣先生のプロフィールを簡単にお教え下さい。

 

猪俣先生)はじめまして、猪俣武範と申します。

     順天堂大学医学部を2006年に卒業し、

     2008年間まで東京大学附属東大病院で臨床研修を修了した後、

     順天堂大学大学院眼科学で2012年に博士号を取得しました。

 

     その後2012年から2015年までハーバード大学眼科スケペンス眼研究所に留学し、

     同時にボストン大学Questrom School of BusinessでMBAを取得しました。

 

     2015年の11月に帰国し、順天堂医院にて眼科医として

     臨床、研究、教育に携わる傍ら、

     病院機能管理室でJCI(Joint Commission International)認定の仕事や

     戦略的手術室改善マネージメント講座では病院経営の仕事をしています。

 

     20162月には Discover21 より

     「ハーバード×MBA×医師

      目標を次々に達成する人の最強の勉強法」を出版いたしました。

 

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仕事をしながらでも勉強はできる!

聞き手) 猪俣先生は著書の中で、

     仕事と勉強の両立をどのようにすべきかを

     ご自身の経験も交えてわかりやすく書かれていますが、

     あくまでも著書では一般の方へのアドバイスかと思います。

 

     猪俣先生は、これからの医師は医学以外について、

     どういう内容を、どのように学ぶべきとお考えでしょうか?

 

猪俣先生)医師として一番に学ぶことは患者さんについてです。

     そのためには、医学を学びながらも幅広い知識と教養が必要です。

     そうでなければ本当の意味で患者さんを理解することはできないからです。

 

     そのほかにも、リーダーシップやマネージメント能力は

     医師や研究者にとっても必要不可欠です。

 

     治療計画の立案、患者教育、研究の遂行に欠かせないスキルだからです。

     これらは長い時間をかけて醸成していくものであるとともに、

     現在の医学部では学ぶ機会が少ないことが問題と思っています。

 

     仕事をしながらも時間をかけて

     読書や医学以外のことの勉強も両立していかなければいけないと思います。

 

 留学を検討する際に気を付けるべきこと!

聞き手) 海外に留学することを考えている医師は少なくないと思います。

     実際にハーバード大学で学び、

     同時にMBAも取得された猪俣先生から

     留学したい医師へアドバイスをお願いします。

 

猪俣先生)まず、留学は諦めず、ぜひチャレンジして欲しいと思います。

     留学するとチャレンジすることに怖くなくなります。

     それは留学生活の毎日が挑戦の連続だからです。

 

     新しい文化への挑戦、新しい食事への挑戦、

     見知らぬ制度での保険や住居の契約など全てが挑戦の連続です。

 

     そこから得た経験は自分の人生観を間違いなく変えてくれると思います。

     もちろん、留学先で得たスキルや研究業績はキャリアを語る上で重要です。

     しかし、私はもっと本質的な気持ちの変化が

     留学から得た一生の財産になると思います。

 

     留学するためには、留学があなたのキャリアにとってなぜ必要なのか、

     そして、いつ留学するのかを考え、

     早めにその時期を設定する必要があります。

 

     そして逆算的に留学に必要な業績や実績を積んでいく必要があります。

     それは語学力や論文の数といった業績だけでなく、

     リーダーシップ経験やマネージメント経験、

     そして社会への貢献が必要です。

 

     これらは一朝一夕に手に入れられたり、身につくものではありません。

     時間をかけて積み重ねる必要があります。

 

     特にリーダーシップ経験やマネージメント経験、

     そして社会への貢献は、日本での選考基準と違って、

     留学の際にもっとも重視される項目です。

 

     留学を目標にした場合

     しっかりとこれらの経験を積むような努力をしておきましょう。

 

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猪俣先生のビジョン

聞き手) 猪俣先生のホームページも拝見させて頂きました。

     多様なご活躍をなさってますが、

     今、猪俣先生はどのようなことに

     一番関心をもたれていらっしゃいますか?

 

猪俣先生)今私が、注目しているのはIoMTです。

 

     IoMTとはInternet of Medical Thingsの略で、

     医療機器とヘルスケアのITシステムを

     オンラインのコンピュターネットワークを通じてつなぐという概念です。

 

     例えば、医療機器にWi-FiBluetoothを備えることで、

     ダイナミックに医療情報をヘルスケアシステムと

     ネットワークすることができます。

 

     このIoMTを全ての医療デバイスが持つことで、

     ビックデータを集めることができ、

     新しい治療方法や医学的知見を得ることができます。

 

     私は、2016112日にApple社のResearch Kitを使用した

     アプリケーション「ドライアイリズム」をリリースしました。

 

     ドライアイは日本で2,000万人、

     世界で10億人いるといわれている疾患です。

 

     このアプリでは無料でドライアイの検査をすることができます。

     ドライアイは多くの人が未だに診断に至っておらず、

     眼精疲労、眼痛、頭痛、自覚視力の低下、肩こりなど、

     QOL(生活の質)を下げる原因となっています。

 

     もし普段からの症状の変動について、

     可能な限り正確な情報を集めることができれば、

     症状がでる前に予防することや、

     回復を早めたりすることができるはずです。

 

     このように、すべての方に眼の健康を届けたいという思いから

    「ドライアイリズム」を作りました。

 

     また、このようなIoMTを医療の分野で加速させるために

     201611月に一般社団法人IoMT学会を設立いたしました。

 

     20161210日にはIoMTの最前線の方々にお集まりいただき、

     第一回IoMTサミットを開催する予定です。

     ぜひIoMTに興味のある人は参加していただけましたら幸いです。

 

医学部生や若手医師へのメッセージ

聞き手) 有難うございます。お話しを聞いていても、

     猪俣先生のビジョンには魅力がありますね。

     留学、MBAを取得されたご経験が活きていらっしゃるのでしょう。

 

     それでは最後に常に勉強と隣り合わせである

     医学部生や若手医師に対して猪俣先生からメッセージをお願いします。

 

猪俣先生)私の好きな言葉はチャレンジです。

     どんな難題にぶつかったときも、

     これは大変だなとか、きついなと考えるのではなく、

     チャレンジングな課題だなとか

     チャレンジングな問題だなと捉えるようにしています。

 

     なぜなら、チャレンジングという言葉は、

     なんとなく達成可能な、前向きなイメージを彷彿とさせてくれるからです。

 

     今後国家試験を控える医学生や若手医師みなさまはぜひ、

     難題に直面したとき

     このチャレンジングという言葉を思い浮かべて頑張って欲しいと思います。

 

 

チャレンジング…。

私もできるとか、できないとか、結果を考える前に、

まずはやってみる!という事を自らに癖づけてまいります…、

そう強く感じました。

 

猪俣先生の著書も拝読させて頂きましたが、

非常に参考になるところが多かったです。

ご関心をお持ちの方は是非お手に取ってみて下さい。

 

 

当IBIKENサイトに対して猪俣先生も応援してくれるとの事ですので、

またお話しを伺う機会を作りたいと考えております。

猪俣先生、有難うございました。

 

 

 

医師 猪俣 武範 先生

猪俣 武範 先生

 


 

猪俣武範, MD, PhD, MBA.

<official page>

 http://inomata-official.com/iomt/

<IoMT学会>

 https://iomt.or.jp

<第1IoMTサミット>

 https://iomt.or.jp/meeting/

<ドライアイリズム>

 https://dryeyerhythm.jp

 

 

 

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